2019年12月22日 ルカ福音書2章1-12節 「キリストの誕生」
与えられたテキストは、ルカ福音書2章1-12節のクリスマス物語です。ルカは独自の資料を用い、イエスの誕生はローマ皇帝アウグストウスが住民登録の勅令を発した年であると言っています。しかし、ローマの歴史家ヨセフスやタキトウスによると、アウグス…
与えられたテキストは、ルカ福音書2章1-12節のクリスマス物語です。ルカは独自の資料を用い、イエスの誕生はローマ皇帝アウグストウスが住民登録の勅令を発した年であると言っています。しかし、ローマの歴史家ヨセフスやタキトウスによると、アウグス…
アドベント第三週の主日を迎えました。年老いたザカリアと妻エリサベトに間に、男の子が誕生し、命名する場面です。ザカリアは天使から「男の子が与えられる」と告げられますが、神の言葉を信じることができず、口が利けなくなります。しかし、神の言葉はど…
アドベント第二週を迎えました。今日与えられたテキストはルカ福音書1章26-45節で、マリアの受胎告知の場面です。天使ガブリエルが、「マリア、恐れることはない。あなたは神の恵みをいただいた。あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと…
今日からアドベントが始まります。与えられたテキストはルカ福音書1章5-25節です。ザカリアがくじを引き、聖所で祭儀を行っていた時、天使が現れ、「あなたと妻エリサベトの間に子どもが産まれる」と告げられます。ザカリアは「わたしは老人で、妻も年…
与えられたテキストはルカ福音書の「エマオで現れる」です。元になった記事は、マルコ福音書16章12節の「その後、彼らのうちの二人が田舎の方へと歩いて行く途中、イエスが別の姿でご自身を現された」です。ルカ福音書は、マルコ福音書の文章に独自の伝…
ユダヤ人の一日は、日没から始まり、次の日の日没で終えます。イエスが息を引き取ったのは、金曜日の午後3時頃ですから、間もなく安息日が始まります。婦人達はイエスの遺体を引き取り、丁重に葬りたいという強い思いがありましたが、安息日の「掟・律法」…
イエスの十字架の記事は四福音書に記されています。それぞれを読み比べて見ますと、ルカ福音書の十字架の記事は非常に簡潔に、事実だけを記していることが分かります。例えば「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」という言葉はありませ…
与えられたテキストは「オリーブ山で祈る」です。他の福音書では「ゲッセマネで祈る」となっていて、イエスや弟子たちの様子が詳細に記されています。しかし、ルカ福音書では非常に端的に記されています。43,44節は[ ]で括られていまから、本来のル…
ヴィクトール・フランクルは「忍耐は人間の特権であり、忍耐することにより人間が成長する。信仰は忍耐である」と述べています。コリントの信徒への手紙Ⅰ13章4節に「愛は忍耐強い。・・・・すべてを忍び。すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える」…
与えられたテキストはルカ福音書21章5-9節の「神殿の崩壊を予告する」です。イエスが「エルサレム神殿が崩壊する日がくる」と予告しても、皆信じませんでした。彼らは所謂偽教師たちのエルサレム神殿が崩壊することはないとう教えを信じ込んでいました…
東日本大震災から9年、仮設住宅で、誰にも看取られず亡くなって逝く人が多いと言われます。所謂、孤独死です。なんとか支援できないかと行政や市民のNPOが必死に活動をされているそうです。マザー・テレサは生前孤独死を知り、路上で死にそうになってい…
イエスは一つのたとえ話をお話されました。ある主人がぶどう園を造り、それを農夫たちに貸して、長い間留守にしました。そして、時が来て、主人は農夫たちのところに僕を遣わして、彼らの収穫を納めさせようとした。しかし、農夫たちは、主人の遣わした僕を…
今日のテキストはイエスがエルサレムに入った時のことが記されています。イエスがエルサレムに入ってみると驚きました。エルサレム神殿の境内で行われていたことは本来の宗教的な働きではなく、商売やお金儲けでした。それを見てイエスは、激しく怒り、ムチ…
与えられたテキストはルカ福音書19章28-40節で、イエスがエルサレムに入城した時のことが記されています。その時、イエスは二人の弟子を遣わし、向こうの村へ行きなさい。そこに入ると、まだだれも乗ったことのない子ろばがつないであるのが見つかる…
今日は棕櫚の主日で、今日から受難週です。イエスの十字架への道行きを想起します。イエスの十字架の記事は四つの福音書それぞれに記されていますが、読み比べて見ますとそれぞれ違いがあります。ルカ福音書は十字架の事実だけを簡潔に記しています。例えば…
与えられたテキストは「ムナのたとえ」です。ある立派な家柄の人が王の位を受けるために、遠い国へ旅立つことになりました。そこで10人の僕を呼んで、10ムナを渡し、「わたしが帰って来るまで、これで商売をしなさい」と旅立ちました。暫くしてから、彼…
アルベルト・シュヴァイツァーというアフリカの医療伝道に尽くされたノーベル平和賞の医師がおりました。牧師で、神学者で、哲学者、オルガニストでもありました。彼は30歳の時、礼拝の中で、サムエルのように、「シュヴァイツァーよ、シュヴァイツァーよ…
多くの宗教が人間の修養や思索によって真理を得ていくのに対して、聖書の宗教は神が人間に語りかけることによって示された真理を受け入れ、従っていく宗教です。パウロは「実に信仰は聞くことにより、しかも、キリストの言葉を聞くことによって始まる」と言…
与えられたテキストはルカ福音書18章35-43節です。イエスが、十字架を目指してエルサレム向かう途中、エリコを通過する時のことです。物乞いをしていた盲人が、イエスが通ることを知り、「ダビデの子よ、わたしを憐れんでください」と叫びました。弟…
ビクトール・フランクルは「心理療法の26章」という著書の中で、一人の末期ガンに冒された看護婦のことを記しています。彼女は検査の結果、回復の見込みのない、末期ガンだということが分かりました。彼女は看護婦の仕事を天職と愛し、生き甲斐としていま…