2022年11月27日 「大いなる光が輝いた」 イザヤ書43章1-7節
アドベントクランツに火が灯され、キリストの誕生と到来を待望する季節です。コリント信徒への手紙16章21節に「マラナ・タ、主よ・来てください」とありますが、パウロは主の到来を篤く待望していました。イザヤ書43章1-7節でも主の到来を待望してい…
アドベントクランツに火が灯され、キリストの誕生と到来を待望する季節です。コリント信徒への手紙16章21節に「マラナ・タ、主よ・来てください」とありますが、パウロは主の到来を篤く待望していました。イザヤ書43章1-7節でも主の到来を待望してい…
テキストはイザヤの召命体験を記したところです。当時の神殿礼拝では香をたき、礼拝堂に煙が漂っていました。「セラピム」と言って、六つの翼を持ったヘビの彫刻が祭壇に置かれていました。そこに光が射し込み、神秘的な幻想を生み出したといいます。イザヤは…
イザヤ書35章の背景はバビロン補囚です。南ユダ国は、紀元前597年と587年に、バビロニアのネブカドネツァルとの戦いに敗れて、遠く首都バビロンに捕虜として連行されました。その50年後、538年ペルシャのキュロスの補囚釈放令によって帰還しまし…
ヨブ記は神とサタンとの議論で始まります。神がヨブほどの正しい信仰を持っている者はいませんと言うと、サタンはヨブが全ての面で恵まれているから、神を信じているのだ、不幸なことが起これば必ず信仰を捨てると主張します。それに対して神はヨブに限ってそ…
与えられたテキストはイザヤ書48章:1-16節です。1節に「ヤコブの家よ、これを聞け」、12節に「ヤコブよ、わたしに耳を傾けよ」、14節に「わたしのもとに近づいて、聞くがよい」とあります。イザヤは、繰り返し「神の言葉」を聞くようにと預言して…
吉野弘に「I was born」という詩があります。主人公は、英語を習い始めて間もない中学生の少年です。或る日、彼は父親と、(母親は彼が生まれて間もなく亡くなりました)。夕もやの中、寺の境内を歩いています。すると向こう側から、身重の女の人が…
レントと受難週でイエスの十字架の道行き辿る季節です。ガリラヤのナザレで成長されたイエスが十字架に付けられたのは30歳頃でした。バプテスマのヨハネと出会い、彼の影響を受け、故郷のナザレを出て、「神の国は近づいた。悔い改めて、福音を信じよ」と宣…
日本の教会は解放の神学の影響を受けたと言われます。神はイスラエルの民をエジプトの奴隷から救い出されたように、今日のわたしたちを貧困、病気、圧政、あらゆる罪から解放し、自由にするというのです。解放の神学の根本は出エジプト記において起こったこと…
イザヤ書は66章ありますが、3人の預言者によって書かれ、40章から55章まで書いたのは、第二イザヤで無名の預言者であると言われています。彼は国が滅亡するという悲劇に遭遇しました。北東にあったバビロン帝国のネブカドネツァルは南に侵攻し、エル…
パンセの中に「人間は一本の葦にすぎない。自然の中でいちばん弱いものだ。だが、それは考える葦である。」という文章があります。パスカルは幼い時から病弱で、青年時代もたびたび重病に冒されました。39歳の短い生涯でしたが、その生涯は痛みとの戦いで…
与えられたテキストはイザヤ書49章1-6節です。山本周五郎の「赤ひげ診療譚」という作品があります。黒澤明の「赤ひげ」という映画もあり、倉本聡のテレビ・ドラマもありました。その主人公は安本登という青年医師で、江戸から長崎に留学して医学を学び…
与えられたテキストはイザヤ40章27-31節です。イザヤの祖国の南ユダの王はエホヤキムでした。エホヤキムはバビロニアの王ネブガドネツァルに対して反乱を起しました。それに対抗し、ネブガドネツァルは南ユダに侵攻し、エホヤキンと家族、高官、技術…
与えられたテキストはイザヤ書12章1-6節です。この言葉を解釈する前にイザヤの信仰の原点である信仰体験を理解する必要があると思います。イザヤが20歳頃、神殿に入りました。当時は神殿の中で香をたいていました。その香の煙の中で一つの幻を見ます…
イザヤ書40章の背景は、紀元前6世紀ユダ国に起きた歴史的事件です。BC598年バビロンの王ネブカドネツァルがユダに侵攻し、第一次の捕囚、そして、587年第二次の捕囚が起こり、イスラエルの民は60年間苦しい捕囚生活を送りました。538年パレ…
与えられたテキストはイザヤ書7章1-11節です。大国アッシリアは国内のゴタゴタのため、南方に手を伸ばすことが出来ませんでした。北イスラエル、アラム、ダマスコ、サマリヤの国々は連合し、アッシリアに抵抗しようと企てました。しかし、南ユダはアッ…
黒澤明に「生きる」という作品があります。主人公は市役所に勤める中年の公務員です。彼は毎日、判を押したように同じ仕事を、ただ惰性的に繰り返していました。朝8時に出勤し、午後5時になると、さっさと書類をしまって家に帰ってくる。まったく平凡な生…
新しい年を神の恵みのうちに迎えることができ、新らたな歩みを始めたいと思います。昨年は世界的には終末のような出来事が相次いで起こりました。しかし、私たちはどのような時代であっても、失望・落胆することのないようにしたいと思います。全て愛をもっ…
イザヤ51章は、バビロン捕囚の中で語られた預言者イザヤの言葉です。バビロンのネブカドネツァル王は、エジプトのファラオのネコをカルケミシュで倒し、南下をはじめ、南ユダに侵略し、都エルサレムを1年半包囲し、滅ぼしました。その時の様子を歴代誌下…
与えられたテキストは預言者イザヤの召命物語です。1節に「ウジヤ王が死んだ年のことである。わたしは、高く天にある御座に主が座しておられるのを見た。」とあります。ウジヤ王が死に、アッシリアのティグラト・ピレセル三世が王に即位した年、BC745…
与えられたテキストはイザヤ書7章1-14節です。預言者イザヤが活躍した時代のイスラエルは南北に分裂していました。北方にはアッシリア帝国があり、南方のシリアとパレスチナへ勢力を拡大してきました。それに対抗して、シリアとエフライムは軍事同盟を…