2020年12月27日 マタイ福音書2章7-12節 「目標を目指して」

 与えられたテキストはマタイ福音書2章7-12節で、占星術の学者たちが星に導かれ、幼子イエスを探し当て、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を献げ礼拝をしたところです。切り絵作家のパメラ・ドルトンの「クリスマスものがたり」の翻訳者藤本朝己は占星…

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2020年12月20日  ルカ福音書2章1-20節 「キリストの降誕」

 ルカ福音書はイエスの誕生をローマの皇帝アウグストゥスと対比して物語っています。アウグストゥスは「現に生きている神」という意味で、本名はオクタァビアヌスと言い、アントニウスを倒し覇者になり、ローマ元老院から贈られた称号です。世界の大帝国、巨…

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2020年12月13日 イザヤ書7章1-14節 「しるしを与える」

 与えられたテキストはイザヤ書7章1-14節です。預言者イザヤが活躍した時代のイスラエルは南北に分裂していました。北方にはアッシリア帝国があり、南方のシリアとパレスチナへ勢力を拡大してきました。それに対抗して、シリアとエフライムは軍事同盟を…

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2020年12月6日 イザヤ書43章16-22節 「再生の望み」

 預言者イザヤが活動した時代はバビロン捕囚の末期でした。イスラエルの人々は戦争に敗れ、捕囚としてバビロンに連行され、長く続く捕囚生活で、将来に対する希望を失いました。預言者イザヤは失望落胆する人々に対して神から委託された言葉を語りました。そ…

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2020年11月15日 マタイ福音書9章18-26節「深い淵から叫ぶと」

 与えられた聖書はマタイ9章18-26節です。瀕死の病気にかかった娘の話と12年間も難病を患っている女の人の話です。「ある指導者がそばに来て」とありますが、他の福音書では「ヤイロ」という名前の会堂司、会堂や礼拝の責任者です。彼には一人娘があ…

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2020年11月8日 マタイ福音書9章14-17節 「キリストの新しさ」

 与えられたテキストは、「断食の物語」と「新しいぶどう酒と古い革袋のたとえ」「織りたての布切れと古い服のたとえ」の三つの伝承(ペリコーペ)です。この三つの伝承はそれぞれ違った場所と時に語られ、後に、福音書記者が編集するとき、まとめたと考えら…

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2020年11月1日「主イエスの召命」 マタイ福音書9書9-13節 

 収税人マタイが主イエスに招かれて弟子になり、従うところです。国際大塚美術館の二階の正面に、カラヴァッジョの「聖マタイの召命」が展示されています。大きい絵で観る者を圧倒し、大きな感動を与えます。同じ様に、今日のテキストは多くの人に感動を与え…

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2020年10月18日 マタイ福音書8章23-27節 「嵐や湖も従わせる」

 与えられたテキストはマタイ福音書8章23-27節です。弟子たちがイエスと湖の向こう岸に渡ろうとした時、突然激しい嵐に襲われ、舟は転覆しそうになりました。ところが、イエスは舟の艫で眠っておられるのです。弟子たちはイエスに近寄って起し、「主よ…

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2020年10月11日 マタイ8章14-17節「病気を癒す主イエス」

 与えられたテキストはマタイ福音書8書14-17節で、らい病人の癒やし、百卒長の僕の中風の癒やし、ペトロのしゅうとめの熱病の癒しと続いています。前の二つは、らい病人がひれ伏して、主よ、御心ならば、わたしを清くしてくださいと願っています。次の…

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2020年10月4日 マタイ福音書8章1-13節イザヤ書7章3-9節「窮地に立つ信仰」

 与えられているテキストはマタイ福音書8章1-13節の「らい病を患っている人と百人隊長の僕のいやす」とイザヤ書7章3-9節です。マタイ福音書8章10節に「はっきり言っておく。イスラエルの中でさえ、わたしはこれほどの信仰を見たことがない」とあ…

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2020年9月27日 マタイ福音書6章25-32節「空の鳥、野の花を見よ」

 25節に「だから、言っておく。自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。空の鳥をよく見なさい。」とあります。「空の鳥をよく見みなさ…

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2020年9月20日 マタイ福音書6章5-8節「祈りは聞き入れられる」

 与えられたテキストはマタイ6:5-8節で、表題にありますように「祈るときには」です。7節に「また、あなたがたが祈るときは、異邦人のようにくどくどと述べてはならない。」とあります。「くどくどと述べる」は、二つの言葉、「空しい」と「ことば」か…

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2020年9月13日  マタイ福音書6章1-4節 「神は報いてくださる」

 与えられたテキストはマタイ福音書6章1-4節の「施しをするときには」です。竹森満佐一先生は、この御言葉を短く要約すれば、神の前で生きることの「幸い」を語っていると言っています。自分はいつも神の前にあるのだとわきまえて生きる。神のまなざしの…

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2020年9月6日 コリントの信徒への手紙Ⅱ1章3-11節 「苦難の意味」

 与えられたテキストはコリント信徒の手紙Ⅱ1章3-11節です。苦難の神学、つまり、苦難の意味について記しています。使徒言行録9章15節に、「すると、主は言われた。『行け。あの者は、異邦人や王たち、またイスラエルの子らにわたしの名を伝えるため…

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2020年8月23日 エレミヤ書29章4-14節「主から託された使命」

 与えられたテキストはエルミヤ書29章4-14節です。エレミヤが、バビロンに連行されて行った捕囚の人々に宛てた手紙です。紀元前598年、バビロニアのネブカドネツァルはエルサレムを侵略し、征服しました。南ユダの王ゼデキヤや側近、役人、技術者、…

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2020年8月16日 マタイ福音書5章13-16節 「地の塩、世の光」

 「あなたがたは地の塩である。あなたがたは世の光である」のギリシャ語の原文には、「あなたがた」を強調するために、「ヒューメイン」という人称代名詞があります。また、「あなたがたは地の塩である。あなたがたは世の光である」の「ある」は、ギリシャ語…

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2020年8月9日 マタイ福音書5章8節「心の清い人々は幸いである」

 与えられたテキストはマタイ福音書5章8節の「心の清い人々は幸いである。その人たちは神を見る」です。多くの場合、この言葉を喜びと自由を与える福音として聴くのではなく、「ネバナラナイ」という律法的言葉として聴いてしまいます。主イエスは福音、救…

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2020年8月2日 マタイ福音書5章6節「義に飢え渇く人々は幸いである」

 与えられたテキストはマタイ福音書5章6節「義に飢え渇く人々は幸いである。その人たちは満たされる」であります。詩編146編に「いかに幸いなことか。ヤコブの神を助けと頼み、主なるその神を待ち臨む人。」と、イザヤ書19章25節に「幸いなるかな、…

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